| 3.卵に含まれている嬉しい物質
卵黄には「卵黄脂質」というものが含まれており、そのうちの30%は「リン脂質」と呼ばれる脂質の一種で、
その多くを締めている物質が「コリン」です。
「コリン」は神経伝達物質である「アセチルコリン」のもとになる物質で、食べ物からほとんど摂取するものです。
また、この「コリン」はダントツで、卵が多く含んでおり、
卵の「コリン」が脳内に入りやすいということが近年知られてきました。

細胞膜は、浸透圧の調節、細胞に必要な酸素や栄養分の吸収、不必要な老廃物の排泄、様々な情報の伝達など、生命活動に欠かせない働きをしています。
細胞膜の組成バランスを保ち、その機能を十分に発揮させて、若さと健康を維持させるために「コリン」は役立つのです。

「コリン」には、脂質代謝改善作用、特に「血中コレステロール低下作用」があります。
脂質の代謝が円滑に行われなくなると、いわゆる「悪玉コレステロール」(LDL)が血管壁に沈着し、高脂血症や動脈硬化症を引き起こすことになります。
「コリン」は、動脈壁や肝臓などの細胞膜の成分として、コレステロールや」中性脂肪の量を適正に保つ働きがあるのです。

「コリン」には、肝臓の脂肪変性を防ぐ「抗脂肪肝作用」があり、肝臓の脂質代謝改善に効果があるとして期待されています。

神経細胞内のコリンの濃度が上昇すれば、アセチルコリンの合成も促進され、
より多くの信号伝達が増幅されると考えられています。
コリンを摂取することによって血中コリン濃度を長時間、高濃度に保つと、自律神経の働きが活発になり、自律神経失調症をはじめ、神経衰弱、更年期障害などの予防にすぐれた効果があると期待されています。
また、アルツハイマー病の病状改善、予防への効果が期待されているだけでなく、コリンの持つ資質代謝作用や動脈硬化症改善作用などによって、脳血管性痴呆の予防に対してもその効果が期待されています。
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